こんにちは!
出版の三恵社です。

今回は弊社で発売を担当している書籍の内容紹介です。
~はしがきより抜粋~
本書では科学と宗教の問題もとりあげた。欧米特に米国では科学(進化論)と宗教(創造論キリスト教)との争いとして、今も国を二つに割る論争が行われている。進化論は現在の生物学を支える考え方であるが、科学そのものではない。創造論はキリスト教の立場から進化論を批判する考え方で、宗教ではない。どちらが正しいかなどと争っても意味がない。科学も宗教も真実を求めようとする人類の知的な活動である。しかし欧米の科学者の多くが宗教を否定したり、避けようとする傾向にあり、日本でも同様な傾向が認められる。科学と宗教は取り扱う対象を異にしているが、真実を明らかにしようとする点で、共通している。科学は「いかに」成りたっているかを問い、得られる成果は一般性を持つが、宗教の場合は「なぜ」そうあらねばならないのかを問い、こころの救いなど、繰り返しができない問題を扱っている。決してどちらかが正しく、他方が間違いとするように争う問題ではない。両者が共生してこそ人生の豊かさが生まれると考えるのである。科学だけでは、視野狭窄に陥り、宗教だけでは暴走に陥る可能性がある。科学にも宗教にも限界があるが、人が生きていく上で、科学と宗教は両方とも極めて重要なのだ

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この書籍は下記の書籍より抜粋しました。
タイトル:生きものから学ぶ競争から共生へ
著者:山﨑 文雄
発行:エコハ出版
ページ数:186頁
サイズ:A5版
定価:2,000円(税別)
ISBN:978-4-86487-007-8 C-3040
アマゾンURL:http://www.amazon.co.jp/dp/4864870071/

少発行出版の三恵社
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